カテゴリー別アーカイブ: 美肌相談室

vol.8 クレンジングに関してのご相談

vol.8 クレンジングに関してのご相談

クレンジングに関してのご質問をいただきました
メイク落としについて教えてください。わたしはビナーレのメイク落としを使っているのですが、その後はW洗顔したほうが良いのでしょうか。つい面倒に感じてしまいメイク落としだけで済ませてしまうことがあります。以前エステに伺った際、とても気持ち良くてウトウトしてしまい、メイクを落とした後洗顔していただいたか覚えていません。教えていただけるとうれしいです。というご質問をいただきました

それぞれの役割があります
クレンジングにはメイクをしっかり落すこと。洗顔には皮脂の汚れを落とすこと。それぞれの役割があるので、私はクレンジング後の洗顔はした方が良いと思います。私もしっかりW洗顔をしていますよ。
どんなに疲れていても、メイクは落としてW洗顔していただきたいです。メイクは肌に栄養を与えることはないですし、負担をかける場合が多いものです。ですから、できればメイクをしていない時間が長い方が良いですよ。
エステでの施術、気持ちいいといっていただけてとってもうれしいです。施術の際も、クレンジング、洗顔どちらも提供させていただいています

vol.7 目元口元に関してのご相談

vol.7 目元口元に関してのご相談

20代の目元、口元に関するご質問をいただきました
好きなメーカーから目元、口元専用のクリームやコンシーラーが発売されて、使ってみたいと思っているのですが、目元、口元をピンポイントでケアするものは年齢が気になってからの方がいいでしょうか。私は21歳です。というご質問をいただきました

ケア用品なら今からでもOK
今からのケアで大丈夫です! 肌の衰えはとても早く、20代から徐々に衰えていきますから、今からしっかりとケアしましょう。20代の内は毛穴が引き締まっており、放射線状にあるキメがあって若々しい肌を保つことが出来るのですが、30代になると徐々に毛穴の開きが出てきてキメが荒くなってきます。50代にはたるみや皮脂腺の衰えが進み…顔のテカリがでてきます。逆に毛穴はほとんど見えなくなりくすみがちになるといわれています。いずれも水分保持能力の低下と筋肉の衰えが影響しているようです。
20代の内から、10年後、20年後美しい肌を保てるよう努力していくことはとても大切ですよ

お化粧は最小限に
一方、お化粧については程ほどに。20代はお化粧であまり負担をかけない方がいいでしょう。最近小学生でお化粧することもあるようですが、長い先の人生のことを考えるとおすすめしません。
私は肌に関して厳しい母に育ててもらったので、中高生のうちはほとんどお化粧をしていませんでした。そのころの規則正しい生活、必要のないときにはお化粧をしないという習慣が、その後の生活や今の肌にいい影響を与えているのだと思います。
20代… これからまだまだキレイになっていく時期だと思いますので、一緒に美肌作りを頑張っていきましょうね

vol.6 頬のシミに関してのご相談

vol.6 頬のシミに関してのご相談

シミに関してのご質問をいただきました
もうできてしまったシミに効果的なマッサージやスキンケア方法を教えてください。頬骨あたりに点在しています。気のせいかもしれませんが、体調によって濃くなったり薄くなったりしている気がします。今後のシミを防ぐのはもちろんですが、今あるシミが少しでも薄くなってくれればなあと思っています。というご質問をいただきました

正常なターンオーバーが何より大事
日焼けによってできたシミについては新陳代謝を促しながら日焼け対策をしっかりおこなっていくことで薄くなっていく可能性は充分あります。肌は何層も重なっていて、通常28日を周期として1番表面にある肌が剥がれ落ちていくのがターンオーバーなのですが、年齢や肌状態、生活習慣などでその周期が長引いてしまう場合があります。ターンオーバーが正常であるほど早くシミが薄くなっていくといえます

シミを薄く、消すためには…
シミに関してはマッサージよりもスキンケアやシミ予防を意識するのがいいと思います。やはりバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスコントロール、正しい肌ケアが重要です。ケアには美白効果が望める化粧水などを取り入れるのがいいでしょう。
外出時には、かならず日焼け止めをつけてください。通常の生活圏内ならSPF20~30くらいで良いと思います。海辺など反射のある場所ではもうすこし数値が高いものを。あまり数値が高いと肌負担になることがあるので気を付けてくださいね

シミには帽子、マスク、サングラス!
サングラスは目から生え際までを覆う大きなものを選ぶとサイド焼けも防ぐことが出来ます。頬は顔の中でも高く頬骨部分は日に当たることが多いので、マスクでカバー。目元、口元は年齢が出やすい部分ですから、まずはシミを作らないよう気を付けてください

シミの消え方
長年のシミはとれづらいのですが、きちんとケアしていけばだんだん小さくなっていきます。シミはぼろっと取れたりはせず、月が欠けていくようにだんだん小さくなってきますので、あきらめず日頃のケアと予防を心がけてくださいね

vol.5 目のシワに関してのご相談

vol.5 目のシワに関してのご相談

目の下のシワについてご質問をいただきました
シワについての質問です。目の下のシワ、これに悩んでいます。何か良い対処法はありませんでしょうか。というご質問をいただきました。
目は女性の印象を左右する重要なポイントですよね。シワの原因ですが、年齢とともにコラーゲンやヒアルロン酸を作る能力が低くなっていきます。それによって水分を溜めていく能力も少なくなっていってしまうのです。そうすると弾力が失われて、シワができる原因になります

目元はシワができやすい
目のまわりの皮膚は非常に薄く、乾燥しやすい場所です。水分の蒸発を防ぐ、皮脂腺から出る脂分が他の部分と比べもっとも少ない場所といわれており、せっかくの水分が蒸発しやすいんです

目元のシワにおすすめのケア
動画でも紹介していますが、目の周りにあるリンパ管をリズミカルにケアしていくのがおすすめです。お話した通り、目元の皮膚はとっても薄く繊細ですので、あくまでやさしく、強すぎないようにおこなうケアです(http://tanaka-ai.com/laboratory/detail.php?id=35をご参照ください)。まぶたのむくみを軽くすることもできますし、軽い刺激でリンパ管の流れを促すことで、栄養素が目元のシワに届くのを助ける働きもあります。
基礎化粧品でのケアに関しては、目元ぎりぎりまで保湿クリームや美容液を塗布するようにすることが大事です

目元のシワに対するケアまとめると…
まとめると、まずはシワ部分に栄養をしっかり与えること。顔の中で一番乾燥しやすく弱い部分ですので、しっかり保湿してあげること。また、小さなちりめんジワだと形状記憶されやすいので、早めにシワ部分をやさしく伸ばしてあげましょう。
どれも簡単ですので、普段の生活に取り入れてくださるとシワの解消につながると思います

vol.4 妊娠中の肌ケアに関してのご相談

vol.4 妊娠中の肌ケアに関してのご相談

数か月も放っておいた肌、戻りますか?
ただいま4人目を妊娠中、7か月です。妊娠初期のころ、化粧品や歯磨き粉のにおいがダメになり、ホルモンの関係か、抜け毛もひどかったです。今はようやくつわりも落ち着きましたが、数か月も放ったからしにしたお肌でもぷるぷるになれますか? というご質問をいただきました

女性ならではの妊娠中の悩み、わかります
実は私も産後1か月(動画アップ時)です。妊娠中はヘアケアのにおいがダメになりました。抜け毛もひどく、長男妊娠のときはこのまますべて抜け落ちるのではないかと怖かった記憶があります。ですから妊婦さん特有の悩みはすごくよくわかります。
2人目を妊娠したときは鉄分を積極的に摂るようにし、抜け毛はほとんどありませんでした。やはり食事は髪や肌と深く関係しているのだなあと実感しました

倍の保湿でぷるぷる肌を取り戻す
妊娠中はホルモンのバランスの関係もあり、普段のような美しいお肌の状態を保つのはなかなか難しいかもしれません。が、無理ではありません。
20歳を過ぎると肌の水分量がどんどん少なくなっていき、シワが増えてハリがなくなっていきます。そのため、まずは若いころと同様の水分量を確保のため、いつもより長い時間をかけてお風呂に入り、お風呂上りにたっぷり保湿してみてください。今までの倍の時間や倍の回数で保湿するよう心がけます。
また、肌の周期は28日といわれておりますので、意識してバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスコントロール、正しい肌ケアをおこなってください

ストレスレスの環境づくり
数か月お化粧をしていないということでしたが、それは肌にとって負担がかかっていない状態なので、しっかり保湿してあげれば良い方向に向かっていくと思います。また、妊娠中はストレスがかかりやすので、ストレスがない環境づくりも大事ですよ。
もし思うような肌コンディションにならなかった場合は、コンシーラで目の下を少しだけ明くすれば、イキイキした表情になります。また、マット系の明るめの色の口紅なら肌のトーンが明るく見えて活発な表情になります。根本的な解決ではないのですが、メイクのチカラを借りるのも決して悪いことではないと思います!

vol.3 日焼けに関してのご相談

vol.3 日焼けに関してのご相談

日焼けに関してのご質問をいただきました
日焼けが気になる季節、保育士をしているので、毎日の散歩、外遊びで、汗で日焼け止めが流れても塗りなおせない状況です。何か良い方法があったら教えてください。カラダの中からのアプローチなどもあるのでしょうか。というご質問をいただきました

ウォータープルーフで汗をかいても大丈夫
汗に強い日焼け止めといえばウォータープルーフタイプの日焼け止めですね。汗が流れてしまっても比較的効果を持続します。
しかし水に強い分、皮膚に残りやすい成分が多いので、クレンジングやケアをしっかりすることが重要です。洗い残しは肌トラブルになることもありますよ

実は頼りになる味方、帽子
つばの大きな帽子もとてもおすすめです。園の指定の帽子があれば難しいかもしれませんが、自由がきく環境であれば、仕事に支障をきたさない程度のつばの大きな帽子で外遊びしましょう。また、メガネでの日焼け止め対策もおすすめです。夏のメガネといえば色のついたサングラスのイメージが強いかもしれませんが、今は透明なUV仕様のサングラスもあります。また、日焼けしやすい腕も、今の時期長袖は暑いと思いますので通気のよいロンググローブなら比較的涼しく日焼け予防できます

体内からの日焼け対策は…
カラダの中からのケアについては… 実は紫外線A波B波C波のいずれも体内からブロックするのは難しいところです。ですから、先に紹介したように外部からのケアが重要です。もし、日焼けをしてしまった後であれば、ビタミンや体内の水分量を意識して増やすなどの方法があります。年齢や生活習慣が乱れると肌の生まれ変わりが遅くなりますので、バランスの取れた食事、睡眠、運動、ストレスコントロール、正しい肌ケア。この5か条を気にしながら過ごしてくださいね

vol.2 デコルテにきびに関してのご相談

vol.2 デコルテにきびに関してのご相談

やっかいなデコルテニキビ
赤いプツプツとしたできもので、時には黄色い芯があったり。大きくできるものもあります。対処方法などを教えてください。
というご質問をいただきました。私の情報で少しでも改善されたらうれしいです

ニキビの種類は大きく分けて4種類
【コメド】毛穴の入口が皮脂などで詰まってしまった状態です。【赤ニキビ】ニキビ菌によって炎症を起こし、赤みがある状態。【黄色ニキビ】ぶどう菌が出てきて周りの皮脂を化膿させてしまうものです。膿が出ているように見えます。【ニキビ跡】化膿が治ったニキビ跡がクレーターのようになっている状態です

正中線付近を清潔に保つことがまずは1番
どの種類のニキビかは拝見していないのでわかりませんが、ご質問の内容を読むと【赤ニキビ】か【黄色ニキビ】と思われます。こちらの対処法としては、とにかく清潔に保つこと。首周りや正中線といわれるカラダのセンターラインは汗をかくことも多く、皮脂の分泌も多い部位です。汗を書いたらシャワーやデオドランドシートなどで清潔にし、菌の繁殖を防ぎましょう

お風呂や肌着選びの注意点
また、肌着に気を付けることは非常に大切です。通気性の良い生地の肌着を選ぶ、あるいは肌にやさしいオーガニックコットンを選ぶなど、汗の吸収が良く肌にやさしいものはデコルテニキビの発症を抑えてくれます。
また、シャンプーやリンス、トリートメントにも注意。流し残しがデコルテに残り雑菌を繁殖させることのないよう、カラダを洗うのはシャンプー後にするよう意識してみてください

さらさらの状態を保ちましょう
お風呂の跡はベビーパウダーなどをはたくのもいいかもしれません。汗をかきやすい部位を保湿クリームなどでケアすると悪影響を与える場合もありますので、ニキビが落ち着くまでは「さらさら」の状態を意識して保ってください。
体内からのケアとしては、脂肪分の多いもの、糖質の多いものを避けるのもポイントです

刺激はニキビ跡になる可能性があります
紹介してきたことを注意していただくと、デコルテのニキビも改善がみられると思います。赤ニキビの場合は洗顔料をしっかり泡立ててデコルテを洗うのも良いですが、目の粗いあかすりスポンジなどでの刺激はNGです。【ニキビ跡】や【シミ】をつくる原因にもなってしまうので、気を付けてくださいね

vol.1 毛穴タルミくすみに関してのご相談

vol.1 毛穴タルミくすみに関してのご相談

角栓とたるみ毛穴に悩んでいます
なかなか取れずファウンデーションでは隠し切れないたるみ毛穴です。どうすれば良いのでしょうか、というご質問をいただきましたのでお答えしていきます。

角質、毛穴について
角質が詰まり、肌の水分量が保てなくなっている状態が続くと皮脂が多くなったりして、毛根が開く原因になってしまいます。結果的に毛穴も開いてしまいますので気を付けてください。
おすすめのケアは、スチーム美容。スチーマーがあればスチーマーで、なければ蒸しタオルなどで毛穴を開き、細かい泡で汚れをかきだすようにやさしく洗ったのち、美容液や保湿クリームなどでお肌を保護してください。この方法で角栓は良い方向に向かうと思います

たるみについて
お肌の奥にある真皮の水分保持能力の低下や、お顔の筋肉の衰えなどによってたるみがでることがあります。その場合は血行を良くする顔筋ケアと、肌を乾燥させないようにしっかり保湿で対策してください。
また、光老化(こうろうか)といいますが、紫外線もたるみの原因のひとつです。紫外線対策もきっちりしてくださいね

角質にもたるみにも毛穴にも重要なのは…
昼はお肌を日焼けや刺激から守ること。夜は清潔にしてうるおいを保ち、肌の働きを整えることを心がけること。
昼夜のサイクルをしっかり心にとめて、美肌を保ちましょう

田中愛の「美しくなれる洗顔方法」

田中愛の「美しくなれる洗顔方法」

固めの泡を作ります
ぬるま湯に泡立てネットを濡らして固めに泡を作っていきます。しっかり作ることが出来れば、泡は逆さにしても落ちません

泡を肌に“のせて”いきます
頬の高い部分からはじめてあご、おでこ、鼻へ泡をのせていきます。ゴシゴシと塗り込むイメージではなく、のせてなでるようなイメージで洗顔すれば、ちりめんシワの予防にもなります

ポイントは中指と薬指
中指と薬指の腹の部分を使って洗っていきます。洗い忘れることが多いこめかみや髪の生え際などは意識して洗います。小鼻の部分は黒ずみやすいので、円を描くようにくるくるとやさしく洗いましょう。鼻筋部分は縦に動かしてくださいね。目の下の皮膚は非常に薄い皮膚なので、なでるような気持ちでやさしく洗ってください

ぬるま湯で洗い流したあとは
タオルで水分を吸着するようにタオルオフ。ゴシゴシとふくとちりめんジワやほうれい線ができやすい肌になるので注意です