美肌メソッド
落しきれないメイク汚れが…毎日あなたを老けさせている!?

pixta_13660832_S毎日しっかりクレンジング、できていますか?
おざなりのクレンジングのままでは、あなたはどんどん老けてしまうかもしれません…。脅かすようですが、そのくらいしっかり認識しておいて欲しいこと。
ですから今回は、クレンジングの大事さと、おすすめの洗顔法についてご紹介していきます。

‟老ける”メイク汚れってなに?

どうせW洗顔するから…とクレンジングをおざなりにすると、通常の洗顔料では落しきれない油分が肌に残ってしまうことがあります。じつは多くのお化粧品は油分を含んでおり、クレンジングはその油分を肌から浮かせ、洗い流せる状態にするのが役割のひとつ。これは通常の洗顔料ではできないため、クレンジングで油分をきっちり落とさないと、その後いくらW洗顔をしても油分が肌に残ります。
肌に残った油分は時間の経過とともに酸化して…。活性酸素を発生させます。

活性酸素とは、ご存じ「錆びさせの酸素」。
肌の機能やターンオーバーのリズムを錆び狂わせてシミやしわ、たるみなどをつくる、老けを加速させる酸素といわれているものです。
そう、活性酸素を発生させる油分の洗い残しこそが、‟老ける”メイク汚れです。

とくに今の時期は、埃や花粉などが風に舞い、温度もぐっと高くなって知らず汗もでています。それらが皮脂やメイクの油分に絡み合つき、非常に不衛生な状態ですから、しっかり落としきらなければ活性酸素が大量に発生することも。さらに、顔ダニや顔カビといった怖~い状態になることもあるんです。

もしも毎日おざなりのクレンジングだった場合、油分はどんどん蓄積・酸化して…あなたは毎日老けていっている…といえるかもしれません。

対処法は正しい洗顔。これしかない!

活性酸素を発生させず、顔ダニや顔カビなどを予防するには、洗い残しのないようしっかりメイクを落としその後の洗顔でしっかり洗い上げること。これしか対処法はありません。
下記に、わたくし田中愛流の正しい洗顔法をご紹介しますので、ぜひ今日から実践してくださいね。

【クレンジング】
1. 適量を手にとり、おでこ、両頬、鼻、あごの5 箇所に置きます。
2. 目の下、頬の高い部分から目尻に向かって中指と薬指を使い、円を描くようにやさしくなじませます。
3. あごのラインもしっかりと落とします。
4. おでこは、大きく円を描くようになじませます。特に生え際は念入りに行います。
5. 小鼻は上下になぞるようにマッサージします。
6. 最後にアイメイクをていねいに落とします。
7. メイクが浮いてきたら、ぬるま湯でていねいに洗い流します。

【洗顔】
1. 泡立てネットを使って角が立つくらいしっかりと泡立て、おでこ、両頬、鼻、あごの5 箇所に置きます。
2.目の下、頬の高い部分から目尻に向かって中指と薬指を使い、泡を転がすようにやさしく洗います。
3.あごのラインもしっかりと洗います。
4. おでこの中心から、コメカミにかって円を描くように洗います。特に生え際は念入りに行います。
5. 鼻のラインを上下に洗います。小鼻は集中的にくるくる回して汚れを落とします。
6. 最後にまぶたをやさしく洗います。
7. ぬるま湯でていねいに洗い流し、タオルでやさしく押さえるように水分を拭き取ります。

使うクレンジング・洗顔料にも要注意!

肌にやさしいクレンジング・洗顔料を選ぶこともとっても重要です。なぜなら、しっかり落とすためには普段よりも念入りに洗い上げることが重要で、すると必然的に洗顔料が長く肌に密着することになるからです。肌に負担のかかるオイルクレンジングや、粒子を含んだ洗顔フォームでは肌がかえっていたむこともあります。例えばビナーレでは、オイルフリーの水クレンジングや、ヒアルロン酸を超えるうるおい保持力を持つ、「プロテオグリカン」配合の洗顔石けんなどをおすすめしています。

埃や、汗、急激な温度の変化などによって今時期の肌はすでに疲れていますから、やさしく負担の少ない洗顔料をセレクトしましょうね!

最後に…

少々怖い言葉を使っての説明になってしまいましたが、そのくらい「洗顔」は美しく若々しい肌を望む方にとって重要なことです。
この記事がきっかけとなり、みなさんが洗顔の大事さに気づいてくださればうれしいなと思っています。