美肌メソッド
長く強いふさふさ自まつげを取り戻す

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簡単!まつげケア

髪の毛だけではなく、まつげにもエクステやラメなどを施す時代になりました。私もまつげエクステを愛用する女性のひとり。まつげエクステは女性の目をより大きく、主張のあるものへと変化させるので、とても気に入っています。しかし、まつげって特別なケアをしなくても良いのでしょうか…? いいえ! まつげのオシャレを楽しむ女性には、絶対にやっていただきたいまつげケアがあります。

まつげについて知ろう

まずはまつげについて知りましょう。まつげはまぶたに生える体毛です。まぶたは目を覆う文字通り「蓋(ふた)」で、まつげはその端に生えています。どちらも物体や刺激から大事な目を守るために備わっており、まつげは特に風やほこりなどが目を刺激するのを防いでいます。

まつげは体毛ですから、髪の毛などと同様、生え代わりのサイクルがあり、一般的には3~5か月といわれています。髪の毛は大体2~6年で生え変わるといいますから、髪の毛と比べるとまつげはかなり早いペースで生え変わっています。
他に他の体毛との大きな違いといえば、毛根の深さ。たとえば髪の毛根は約4mmの深さがありますが、まつげは半分の約2mmです。

サイクルも早く浅い位置に生えている体毛ということですから、かなりデリケートなことがわかります。

まつげも老ける! 抜ける! 薄くなる!?

まつげも加齢によって衰えます。年齢を重ねるにつれて髪の毛が細くなったり薄くなったりという話はよく聞かれると思いますが、先に紹介した通りまつげは髪の毛よりもデリケートな部分。今からしっかりケアをしないと、将来マスカラも塗れないほど薄くなってしまうかもしれませんよ!

老化だけではなく、無理につけまつげをはがしたり、エクステを強い薬剤で取り除いたりはもちろん、実はビューラーでの折り曲げも、まつげにとっては非常に負担になっています。

知らずにまつげに負担をかけていたという方、ぜひこれから紹介するケアを取り入れていってくださいね。

まつげの老化を早めないためのおすすめケア

わたくし田中愛がおすすめするまつげケアは、とても簡単。ご自分に合ったまつげ美容液を使って、朝、夜のスキンケア時におこなうものです。

1. しっかり洗顔
まずはいつもの通りしっかりと洗顔をして、肌はもちろん、まぶた、まつげを清潔にします。特別な洗顔料を使う必要はありませんが、まつげ付近は優しく縦方向に洗う・流すよう心がけてください。横方向に洗うとゴシゴシしてしまいがちです(現在まつげが痛んでいると感じる方は、コットンにメイク落としや洗顔料をなじませてそっと拭き取る洗顔法を取り入れるのもおすすめです)。

2. スキンケア時にひと手間
洗顔後、お肌の手入れが済んだら、目に負担にかからないよう注意しつつ、清潔な指でまぶたの際をそっと抑え、約10秒キープ。まぶたを温めてからまつげ美容液を塗布します。

POINT!
温めることによってまぶたの分泌腺の詰まりが柔らかくなり、健康的なまつげを作ります

なお、わたしはオーガニックのまつげ美容液を常に持ち歩いて、乾燥しがちな場所などで塗布するようにしています。おかげさまで抜けにくく、自まつげが濃く強くなりました。お仕事や家事などに支障がなければこちらも取り入れていただきたいケアです。

いつまでもしなやかでボリューミーなまつげを保ちましょう

ある方がおっしゃっていました。「おばあちゃんになってもまつげがふさふさの女性って見たことがない」。確かに、年齢によって衰える体毛ですから、いくつになってもふさふさ生えているということはなかなか難しいかもしれません。しかし、ケア不足や間違った扱い方のせいでまつげの老化を早め、まだまつげのオシャレを楽しみたい年齢の内から薄くなってしまうのは嫌ですよね。ですから、早めにしっかりケアをして、キレイで強いまつげを保つ努力をしていきましょう!