美肌メソッド
どんな美容液も効かない… あなたの乾燥がなおらない理由

pixta_1222780_S洗顔にも気を使い、朝・夕のていねいなケア、時間を見つけてはミストで保湿…。高級な美容液まで使っているのに、どうしてもうるおわない! という方必見。乾燥のメカニズムを知れば、盲点ともいえる渇きの原因が導き出されますよ。

間違った乾燥対策していませんか?

乾燥が気になる方の多くは、スキンケアに重きを置きがちです。季節の変わり目ともなると、美容系の情報誌やテレビ、インターネットでもしっかりお肌の保湿をしましょうと謳いだしますから、仕方のないことかもしれませんね。しかし、それもこれも基本がしっかりしている方の話。もしもあなたが美容誌で紹介されるようなケアをしても変化を感じられないのなら、化粧水や美容液でお肌をうるおわせる前の大前提としてすべきことがあります。

それが、カラダの保湿。

保湿といえばお肌と考えがちですが、実はカラダの水分量は、顕著にお肌に影響します。体内が充分にうるおっていてこそ、化粧水も美容液も初めてチカラを発揮できるのです。

今一度基礎化粧品の役割を確認!

そもそも人のカラダは、約60%が水分でできています。しっかり水分を摂取することが、カラダや細胞をしっかり働かせることに役立ちます。もちろんお肌もカラダの一部。角質層には約30%の水分があり、肌細胞のひとつひとつも水分から成っています。

水分がなければ乾燥し、シワができたりカサカサが起こったりしてしまいます。「だからケアをするのでは?」とお思いになった方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし化粧水などの基礎化粧品は肌表面、角質層などの水分不足を手助けするもの。化粧水が体内臓に入り込むことは当然なく、そのものを増やすことはできないということを再認識しておきましょう。

体内の水分量を増やす、保つには、やはり摂取(飲む)するしかありません。

NO!Caffein、MORE!Water!

水分を摂取することの大切さがご理解いただけたと思います。水分摂取についての豆知識を紹介しますので参考になさってくださいね。

・水分だからといって…
お肌の新陳代謝に必要な亜鉛の吸収に影響があるといわれるカフェイン(コーヒーやお茶)は避けましょう。利尿作用もありますから、必要な水分が出て行ってしまいます。また、スープなども塩分などを消化させるために水分を使ってしまうのでこちらもなるべく避けましょう。やはり一番のおすすめはウォーター、「水」です。

・1日2ℓが目標!でも無理はしない
2ℓの水分があれば体内が渇きにくいといわれていますが、無理をして飲むと人によっては体調を崩すことがあります。あくまで、自分に合った量を飲みましょう。

・飽きたら炭酸水もおすすめ
おいしい水も、たくさん飲めば飽きることもあります。そんな時は炭酸水でも大丈夫。レモンなどが入った水もおいしいですよ!

基礎化粧品をかしこく使って乾燥知らずに!

体内が充分うるおったら、基礎化粧品でのケアも活きてくるというもの。しっかり保湿し、肌機能をサポートしてあげましょう。ポイントは、「蓋」です。お肌のうるおいは蒸発しやすいため、化粧品や美容液で水分を補ったあとには乳液などで油膜の蓋をして蒸発を防ぐのは必須。メイク前のケアなどでは乳液のベタつきが苦手で使わないという方も多いようですが、それは絶対NGです。どうしてもベタつきや化粧ノリが気になるという場合は、ゲルがおすすめ。

わたしはビナーレの「ナチュラルリフティゲル」を使用しています。
ナチュラルリフティゲルは、化粧水・美容液・乳液・クリーム・化粧下地の役割を併せ持つ軽いテクスチャのオールインワンゲル。年齢による肌悩みにアプローチしつつ、うるおいに蓋をします。低刺激の成分処方で作られていますので、毎日たっぷり塗っても大丈夫。お顔だけでなく全身に使えるため、わたしは乾燥の気になるひじやひざにも使っています。

もともと乾燥肌だったわたしですが、今はしっかりうるおいを感じられる肌になることができましたよ! 気になる方がいらっしゃったらぜひお試しくださいね!